FXをする前に考えておくべきこと
FXは投資取引で利益を求めます。取り引きを続けていくには、向き不向きもあります。
FXでは、利益を積み上げていくために、
様々な知識と経験
強い精神力
判断力
そして何よりも
自己管理能力
が必要になります。
長い時間をかけて取り引きをライフスタイルの一部にしていくのが望ましい
ため、じっくりとした地道な行動が苦手な人には向かないかもしれません。
ゆとりを持つことの大切さ
例えば、取り引きに失敗をしたとしましょう。次にとるべき行動は、
今の失敗の原因を探り、解決方法を見つけて、次の取り引きへ生かしていくこと
です。
しかし、多くの場合は、そうした事をせずに次の取り引きへと向かってしまうでしょう。これでは同じ失敗を繰り返すことになりかねません。心にゆとりを持つことができれば、視野が広くなり、投資取引の最中の些細な相場の変化にも気付けるのです。
どうしても余裕がなくなってしまうのは、
勝ちにこだわって利益に急ぐことが原因の一つ
と考えられます。
FXは短期的に結果は出ません。1年、3年と長く続けていって、そのトータルでの利益率で成功か失敗かが決まります。眼の前の利益にこだわることで、一時的には儲かったとしても、長期間で考えると損失を被ってしまう事は、実は多いのです。
次の投資を意識する
大きな利益にこだわりを持つと、冷静を欠いた無理な取り引きをすることになります。
例えば信用取引であるレバレッジは、自分の投資金額を何十倍にもして利益を大きくすることができますが、同時に、損失になってしまった場合も、その値を何十倍にもしてしまいます。
損失が大きくなれば資金が減るために、次の投資のチャンスを失ってしまいます。
また、大きなレバレッジは、わずかな為替レートの変動でも損益が大幅に動くため、決済注文の機会がなかなか掴めなくなります。こうなると、判断力と決断力が奪われ、特に損失に為替レートが動いた場合には、少し値が戻ればすぐに取り戻せるのでは、という心理が働き、結果として
取り返しのつかない損失を抱えてしまうのです。
投資取引では、
損失をいかに小さくして取り込むか、
という事が、利益を大きくする事に繋がります。的確にリスク回避をするためにも、
為替市場を研究し、
経済動向に注視し、
世界情勢に耳をそばだてて、
いち早くリスクを察知すること
が必要になります。