FXGAIDO.JP
トップページ » 失敗の検証 » トレードを真似る落とし穴 | FX(外国為替取引)比較

プロのトレードスタイルを真似るのは悪くない!が・・・

トレードにも慣れてきた、次のステップとして勝てるトレードがしたい!と考える方は多いでしょう。勝てるトレードを目指すにはやはり戦略を練らなければならない・・・それなら経済を専門とするアナリストの助言やプロのFXトレーダーが予測するレポートを、トレードに役立てようと必ずチェックし実践している人もいるでしょう。但し

100%完全に信じきってしまうのは危ういものです。

何故ならそのままそっくりプロの手法を真似してトレードを行い、結局失敗してしまったというケースも少なくないからです。 どうして「100%信じきってしまう」のかというと、実は

自身のトレードスタイルがしっかりと確立されていないから

です。最近では優れたシステムが多いので、有料、もしくは無料でも

「コレを選択すればこの取引に勝てます」といったシグナル

を受け取ることができるようになっています。ただ、このように配信されるシグナルが確実に当たるのかという点については

100%の確証はありません。

もちろん高い確率で有効なアドバイスになり得るのでしょうが、システムが行うバックテストの結果をどこまで信じるべきか、信じてもよいのかという部分はわからないものなのです。 実際に直近3ヶ月位の期間で行われたシステムのテストでは、

それ以上長期に渡って利用する際に信頼して使えるかどうかというのはわかりません。

トレードのやりとりは注文や決済といった

大事な部分も全てメール配信

になるので、メール配信は非常に重要です。しかし業者側サーバーの負荷や何らかのシステムトラブルでメールが遅延したりすることは少なくないのが実情です。 万が一自分が大事な取引をしている最中にこんなトラブルに見舞われてしまった場合・・・利用している側は損失が出てもどうすることもできません!

結果、かなりの損失を出してしまうこともあります。

目をひくような宣伝にのせられて、大きめのロットでトレードしてしまってからこのシステムで大丈夫だったんだろうか?!と後悔しても時すでに遅しで5連続で負け続けてしまったなんてこともよく聞く話です。おそらくそれぞれシステムにはロジックやルールが設けられていて、その基準に達するとシグナル配信されるような仕組みになっているはずなので、もちろんシグナル配信を全く信じるなというわけではありません。自分のトレードスタイル確立にも言えますが、

ロスカットの基準を決定しておくことが重要

になってくるのです。「必ず勝てる!」ということはないのでこういった

シグナル配信を鵜呑みにしないように気をつけて下さい。

まずはトレードに使うシステムをよく検証してから使用に踏み切るべきです。

助言は参考程度に受け止めて

今や様々なジャンルの人がブログやサイトを公開していて、特別FX業者が提供しているような情報ではなくても予想がよく当たる情報はたくさんあります。特に評判の良いブログや経済専門のプロが分析しているレポートなど、過去のものを読み返せば的を得ているのも多くあります。 的確な情報発信によりカリスマのように祭り上げられている人もいるため、

その人の情報なら絶対大丈夫!

と信じ込んでしまうトレーダーが多いのも事実です。その気持ちわからなくありませんが。ただこれは要注意です、なぜなら

外れることもある

からです。底はこの辺あたりでしょう、下落に転じるのはこのタイミング!など

第三者の情報を信じすぎて証拠金をどんどん追加してしまうのは危険です。

数年前に起きたサブプライム、リーマンショックなどがよい例です。突然の有事に対して予想できる人は皆無です。予想はあくまでも予想の範疇でしかありえませんので、まずは自分の資金を常に意識しながら判断を間違わないように取引するようにしましょう。

Top