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FXを外貨貯金のように使う


外貨預金と外為取引(FX)の違い

FXは2つの通貨を売買し、為替相場の変動による利益を求めていく金融商品です。 このFXの根本的な仕組みは、預けた日本円を外国の通貨に買い替えて、その為替損益や金利差による利益を求めて、資産運用という形で貯金をしていく外貨貯金と、とてもよく似ています。

ざっくりとその違いを言うのであれば、

長い期間を利用してじっくりと利益を求めてお金を預けるのが外貨貯金

短い期間で売買を繰り返しお金を動かして利益を積み上げていくのがFX


という事になるでしょう。 では、具体的にFXと外貨貯金の違いを見つけながら、FXで行える外貨貯金のような長期的運用について考えてみましょう。

【為替レート】

まず、為替レートに一番の違いがあります。FXも外貨貯金も、外国為替市場で通貨を取り引きしていますが、

FX銀行同士の取り引きを扱うインターバンク市場

外貨貯金銀行が会社や個人を相手に取引を行う対顧客市場

という市場を舞台にしています。 この二つは、一般の商品で言えば、問屋取引と小売り取引の様な違いがあり、

インターバンク市場では為替レートが秒単位で変化していく

のに対し、

対顧客市場ではその日の朝に、インターバンク市場の為替レートを参考に決定され、一日中その為替レートを使っていきます。

この違いにより、FXは数日から一日単位、ときには数分、数秒という短い単位で通貨の売買を繰り返して行い、利益を上げることができます。

【取引回数】

一回の売買の回数、つまり、取り引きの回数の違いは、FX取引と外貨貯金の取り引きの仕組みや、その手数料にも大きく影響し、両者の特性やメリット、デメリットとなってその違いを浮き彫りにしています。

長期間での売買を念頭に置いている外貨貯金は手数料が多少高くても問題がありません

が、例えば

一日に何回も取り引きを行うFXでは、手数料が高いとそれだけ投資にコストがかかり、せっかくの利益を食いつぶしてしまう

ため、取引手数料が無料というFX業者がほとんどです。 こうした事から、同じように外貨を使ってその為替差益を求めているのに、FXは短期的な投資取引に、外貨貯金は長期的な資産の運用に用いられることが、ほとんどになっています。

FXを長期的に運用する

では、FXは長期的に運用することができないのかというと、実はそうではないのです。 FXの投資スタイルの中に、長期的に運用するスタイルが存在します。 やり方としては、

通貨を買った後に長期間保持し、その通貨のあいだの金利差、スワップ金利を求めていく形になります。

多くの場合、定期預金という形ではじめてしまうために、おいそれと出金ができない外貨貯金ですが、FXの場合は

いつでも外貨を売ることができますし、

外貨を買い増ししたりすることも簡単に行えます。


また、もともとが短期取引に適している金融商品なので、例えば

レートが上がって利益が見込めるなら売ってしまい、

レートが安くなったら買い戻す


という事も平易で、自宅のパソコンやモバイル端末などが窓口の役割をしているため、

24時間いつでもどこでも運用が行えるのです。

外貨貯金の場合には、安定性は高いのですが、こうした部分には若干小回りの悪さがあります。 手続きは基本的に窓口が空いている時間帯のみですし、金利の変動は1日に1回ですので、

こまやかなリスク対策ができません。

また、外貨貯金でも普通貯金であれば、取引制限は掛からないので、売買は可能なのですが、手続き手数料が高いので、

それほどの利益を見込むことはできません。

FX投資取引のリスク

こうした事から、FXでの投資取引の方が一歩抜きん出ている様にも見えますが、じつは様々なリスクもはらんでいます。 例えば、為替レートの動きが活発であるために、

長期間に渡って通貨を保持し続けると、損失を招く度合いが高くなってしまいます。

もちろん、こまめに為替レートを見て対応することも可能ですが、常に相場の動きを意識しつづけ、対策を取らなくてならなず、非常に手間がかかります。 また、FXの最大の特徴である、レバレッジという投資資金を何十倍にもする仕組みが、

万が一に損失を含んだ時の被害を大きくしてしまう可能性

があり、それにともない、顧客の元本割れを防ぐロスカットと呼ばれる強制決済が働いてしまうと、

資金がマイナスのままで取り引きを終了させられてしまう

のです。

FXと外貨貯金

FXにしても外貨貯金にしても、資産運用であり投資取引であるため、そこには利益と損失が必ず見え隠れします。 どちらを選ぶことも間違いではありませんが、しっかりとしたリスク管理ができる時間と集中力があるのであれば、小回りの利くFXの方が資産を有効的に取り扱えるという点では、一歩の利があると言えるのではないでしょうか。

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