初めてのFX取引業者をどう選ぶか
業者選びのポイント
FXを始めるためには、FXを取り扱っている業者を選ぶ必要があります。 FXは通貨の売買をして利益を得ていくのですが、この通貨の売買は、たとえば銀行で外貨に両替するのとは少し違い、専門の業者を通じて注文をしないとできないため、必ずFX取引業者に専用の口座を作ることになります。
【ビギナーさんには】
取引業者は国内にも国外にもありますが、初心者には国内の業者をお勧めします。
国内業者は海外業者と違い、しっかりとした規制の元に安全に安心して取り引きが行えるため、色々な事に不馴れな初心者にとっては、
サポート体制も万全に整った国内業者を選択する
のが、賢い方法だと思います。
もちろん、FXに慣れたならば、より自由度の高い海外のFX業者を使ってみることもお勧めです。難易度も高く
なりますが、それに見合っただけの利益をきっともたらしてくれると思います。
【信頼性は大丈夫?】
日本の国内だけに絞ったとしても、法令のもとに金融庁の登録を受けているFX取引業者は70社以上あり、そのサービスにも色々な違いがあります。 まずは、その業者が信頼を置けるかどうかを確認する必要があります。 自分の大切な資金を預け、その資金のやり取りを担う会社ですので、慎重に調べるのが良いでしょう。
過去の海外の事例ではありますが、急な相場の変動により経営が滞り、倒産してしまった業者もありますので、預けた資金の安全性をまずは確認しましょう。
取引業者が、顧客からの資金を別の信託銀行などに分別して補完することを信託保全と言いますが、
この信託保全が行われている業者であれば安全性は高い
と思われます。
万が一、倒産のような危機に陥ったとしても、顧客の資金と会社の事情資金を分けて管理をしていれば、預けた証拠金を取扱業者の債務として押えられることなく保護されるからです。
【分析ツールの使い勝手や、機能をチェック】
取引業者の信頼性が確認できたら、次はサービスとの相性になります。
これは、取扱業者のランキングサイトやクチコミブログなどを参考にするといいかもしれませんが、
その使い勝手や
取り引きの際の手際、
業者から顧客への市場情報のサービス、
相場を分析するチャート図の提供
になります。
顧客が投資取引を円滑にかつ効果的に行えるシステムや情報提供をしてくれる取引業者
であれば、取り引きがやりやすくなりますし、また、利益も掴みやすくなるでしょう。
業者が決まったら始めよう!
こうした事を踏まえながら、ある程度の数に取引業者が絞り込めて来たら、一度それらの業者に口座を作ってみることも有効な手段となります。
現在は多くの取引業者が、口座の開設も維持料も無料のサービスを行っています。
これ以上絞り込めないところまで来たら、このサービスを利用して口座を作り、最少の資金で大丈夫ですし、小さな利益で取り引きを終えても大丈夫ですので、
何回か投資取引を試してみるのが一番分かりやすい方法
だと思います。
実際に試してみて、勝手がよさそうであれば継続し、そうでなければ撤退をしてもかまいません。
なにしろ、自身の大切な資金を預ける業者になります。 慎重さにはどんなに貪欲になっても損をすることはありません。逆に、慎重さをおろそかにすると、思わぬリスクを招くこともあるでしょう。 取引業者を選ぶことが、これから始まる投資生活の第一歩となりますので、じっくりと腰を据えて選んでみるのがよいかもしれません。