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ニューヨーク市場で注目するべきポイントは?

米ドルは、世界の基軸通貨としてもっとも重要な通貨です! ニューヨーク市場の取引高はロンドン市場にはおよびませんが、

そこで発信される情報は世界の為替市場に大きな影響をあたえています。

実際に、2016年に入るまでは、米ドル高でずっと為替市場を引っ張ってきたのですが、現在では原油安や株価下落などもあってドル安のトレンドが続き、それが日本の円高の原因にもなっています。 もちろん、

米ドル/円の「ドルストレート」

だけではなく、それ以外の通貨とのペアとなる

「クロス円」

にも影響が大きいので、その動きから目を離すことはできません!

ロンドン市場と重なる時間帯がもっとも活発

ニューヨーク市場は、

日本時間で午後11時から午前7時まで

開かれています。サマータイムになると、これより1時間ずつ繰り上がります。 相場の流れとしては、

現地時間の午前中は活発な取引

が行われるのですが、だいたい

昼ごろあたりからその量が一気に減っていきます。

つまり、ちょうど

ロンドン市場の後半と重なるタイミングが、ポイント

になるわけですね!

世界の相場に影響をあたえる経済指標が多い



ニューヨーク市場が開いている時間帯には、多くの経済指標が発表されるので、

それによって相場にも大きな影響が出てきます。


なかでも、

毎月第一金曜日の午後9時半ごろに発表される雇用統計

は、トレーダーなら絶対に見逃すわけにはいきません! なぜ雇用統計がそこまで重要になるかというと、

アメリカの中央銀行FRBが、その数字をもとにして金融政策を決定するから

なんです。 そのせいで、トレーダーの間では、毎月この日はお祭り騒ぎのようになるわけです! たとえば、前回の1月分の雇用統計は予想を上回ったため、ふたたび利上げの可能性が出てきたともいわれています。今回の2月分の雇用統計については、それより少し下回ると見られていますが、この予想から外れるかどうかで大きく影響が出てくるので、ぜひチェックしてみてください!

金曜日のニューヨーク市場は静かになる

ニューヨーク市場というのは、基本的にレートが大きく動きやすい時間帯です。 ただし、

例外となるのが金曜日の午後

です。というのも、トレーダーには1週間のスパンで取引をするケースも多いので、

だいたい金曜日に決済する

というパターンが多くなるからです。つまり、

日本時間でいう金曜日の夜にあたるこの時間帯では、

あまりトレンドは出ないと考えてよいでしょう!


また、それ以外のトレーダーも市場のクローズに向けて、どんどん決済を行っていきます。

日本時間でいうと、土曜日の早朝

ですが、このタイミングでは

レートが大きく上下に動きやすく

手数料となるスプレッドも広がる


ので気をつけましょう。特にスプレッドについては、業者によっては10倍以上に広がることもあるほどです。

自分自身も決済を行う場合は、なるべくクローズから時間をおいてするようにしましょう!

取引量が少なくなるタイミングに注意

ロンドン市場でキーポイントとなる「ロンドン・フィキシング」が過ぎると、ニューヨーク市場では

一気に取引量が少なくなります。

ただし、取引量が少なくなるということは、それだけちょっとした売買でレートが動きやすくなるので、一気に上昇したり下落することもあるので、それを狙って仕掛けてくるトレーダーもあらわれます。 このように、

市場をコントロールしようとしてくるファンドなどがある

ということも、よく頭に入れておきましょう!

深夜になると市場も動かなくなると思い込んで、

損切りのためのストップ注文をせずに大失敗するケースもよくある


ので、かならず油断をしてはいけません。

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